和亀保護の会   
2024(1-3) 2024(4-6) 個体識別
 2024年(4月~6月)


5月26日 奈良県

5月25日 奈良県

5月19日 はりま

5月18日 京都市

5月12日 大正川

5月11日 はりま
 東播磨へ。4月にやるはずだった日光浴罠のロープ交換が雨で流れ、そろそろやらんとアカンと思っていると、「田植えの準備で忙しいけど、終わってからやと遅うなるのでやってしまおう」「2人しか出られんけど」とオッチャンから日程を指定。急遽やることになった。
 2人しか出られないと言っていたのに、行ってみるとフルメンバーの5人。ありがたいことである。チャッチャと数カ所のロープを交換し、修理も完了。捕獲したアカミミガメを車に積んで、高砂へ。
 高砂ではいつも私達の活動を応援してくださっていてるオッチャンがソラマメをくださるという。皿池で待ち合わせ、箱いっぱいの手間入りのソラマメを頂いた。ありがたいことである。次は寺田池へ。
 寺田池の調査は3週間空いたので、日光浴罠にはさぞかしたくさん入っているだろうと思いきや、イマイチ。よく見るとカメ返しがずれている!これでは入ってもまた出てしまう。こちらもオッチャンが直してくださるとのことで、ありがたいことである
 辻堂池の日光浴罠のロープの交換  辻堂池の日光浴罠のロープの交換  そら豆ありがとうございました。
 寺田池の日光浴罠。カメ返しがずれていた。  寺田池の日光浴罠  捕獲したカメ

5月5日 大正川  下流でいつもの2人で地味に活動。しかし、川の上にはこどもの日の鯉のぼりが泳ぎ、親子連れで驚くほど賑わっていた。

ミズキンバイ(国内外来種)の駆除

 ミズキンバイ シツコすぎ!!

傷ついたカムルチー
     いつものように横穴に手を突っ込んでカメを探していると、不意に痛みが走った。  厚手のゴム手袋をしているので、大した怪我にはならなかったが、ヌートリアに噛まれてしまった。  普通ならゴソゴソしている間に穴の奥に逃げるのであろうが、たまたま浅い横穴だったのだろう。  いきなり入ってきた手に驚いて噛みついたようだ。野外調査は何が起こるかわからない。

5月4日 大正川
 日頃仕事の関係でなかなか参加できないメンバーと中流で和気あいあい、楽しく清掃活動とカメ類の生息状況調査。
 タウナギ  「手袋だから痛くないよ~。」
スッポン3個体を確認
 集めたゴミ

4月28日 奈良県
  奈良県のレッドデータブックのお仕事。カメ類の生息状況を調べるために罠かけする場所を選定。
 ニホンイシガメがどれほど捕獲されるか楽しみであるが、一方でクサガメやアカミミガメが生息しているのかいないのかも気になるところ。
 今回選定した場所は実際目視でニホンイシガメを確認した場所で、環境もかなり良く見えるところなのだが、地元の方にお話を聞くと、「どこそこの淵にたくさんいた」「川でたくさん捕ったよ」という言葉の前に必ず「昔は」という言葉がついてしまう。
 確かに川の近くの田んぼの周りには鹿よけの高いフェンスが張られ、カメの移動は必ずしも不可能というほどでないにしても、かなり制限される。
 川の護岸や堰もマシで、回り込めば上陸できるものの、やはりカメには不自由であろう。一見悪くない環境も、ここ数十年の間に人にとって便利に変えられ、ニホンイシガメが繁殖して繁栄するにはイマイチな環境になってきているのだ。
 しかし、そういうところでも我々には死守すべき場所となっていることを肝に銘じなければならない。
オオカワジシャ(特定外来生物)   クレソン  ミント

4月20日 京都市  淡水生態研究所の仲間と淀城濠でのアカミミガメ防除と環境整備。この日は都合の悪いメンバーが多く、3人で作業。
   作業後(スッキリしました。)  作業前
 前回植え付けした淀姫が芽をだしていた。  
日光浴罠をチェック
アカミミガメの小さめの個体が5個体入っていた。
 

4月14日 はりま
 東播磨でのルーティン活動。この日のメインは寺田池。
 いつものオッチャンメンバーに加えて、加古川市の副市長である中田さんが参戦。
 私達が東播磨で活動を始めた頃にそれはそれはお世話になった方である。
 一緒に寺田池の5基の日光浴罠を回り、カメチェック。捕獲した大量のアカミミガメを撮影。地域でのアカミミガメ防除活動を広報などで紹介くださるとのこと。
 寺田池で楽しく調査をした後は成井へ。今シーズン、まだ日光浴罠での捕獲はない。もともと低密度なので監視がメイン。
 永室でワラビ採りのお楽しみ!最後に西川のアカミミガメを観察して帰途についた。
 寺田池の日光浴罠  成井の日光浴罠
   加古川市副市長の中田さん  計測
 ワラビゲット!
ワラビゲット!!
氷室のため池 

4月13日 大正川
 罠かけ+カメ探しした後、今回は久しぶりに川いい会さんと一緒に活動。
 川いい会さんが中洲の整備をされている間に、セイヨウカラシナとヒメリュウキンカの駆除を行った。
 川いい会さんの活動範囲は駆除が進んでいるのだが、少し下流に行くと中洲は黄色い花々でいっぱい。もちろん完全駆除など無理なのだが、駆除が進んでいるところは在来の植物も見られるようになる。
 私達は活動範囲の境界辺りでできる限り丁寧に抜き取っていった。
 カメについてはカゴ罠は(ダメ元で入れたのだが)やはり坊主。
 手探りでまだ泥の中に潜っている個体を捕まえた。ただ寒い時期に同じところで調査した際には見つからなかったので、その時から今までの間に移動してきたということ。
 一般的に「冬眠」というものの、カメは冬の間ぐっすり眠っているわけではない。寒い時でも何か理由があれば結構動いているのである。
 捕獲したクサガメ  手前は未駆除、奥は駆除している場所
   セイヨウカラシナとヒメリュウキンカの駆除作業  川いい会さんの作業

4月10日 万博公園
 万博公園での生き物調査のお仕事のお手伝い4回目。
 もちろんカメ班。
 春らしくなったこの日は桜見物のお客さんがたくさん来園され、日当たりの良い池の中の岩の上には越冬あけのアカミミガメたちがワンサカ。  生き物が輝く季節である(これが在来種だといいのだけれど)

死ぬ個体もいれば元気に這い出す個体も
 
食べられてる
 アライグマの爪痕
  甲羅干ししてるのに届かない   
お魚調査

4月5~7日 奈良県
 三連チャンで奈良へ。
 レッドデータブック改定のための作業で、特にニホンイシガメとスッポンの生息の情報を得るため、個体を見つけること、地元の方に見たことがあるか、今と昔でどう違うかなどをインタビューすることが目的であった。
 これまでも南部以外の地域で何度か目視調査や捕獲調査を行ったが、ニホンイシガメを確認したのは1箇所のみ。
 クサガメとの雑種の捕獲が2回、スッポンの捕獲が1回である。スッポンはそこそこいるだろうが、イシガメはなかなか厳しい。

 5日は天理から桜井市  主にため池ということもあって、日光浴しているアカミミガメを嫌と言うほど見た。  ただ捕獲調査をすればイシガメやスッポンも入るかも?といういい環境も。捕獲調査に期待したい。
 桜はキレイだがカメの目視はアカミミガメのみ  甲羅干しをするアカミミガメ
 6日は宇陀市から山添村
 1個体のみ日光浴中のイシガメを捕獲。スッポンの情報も聞くことができた。
 両前肢欠損のイシガメを捕獲  
 今回は3人 ♡    ヤブカンゾウをゲット
 7日は五條市から野迫川村
 前半はきれいな谷川だったが、イシガメは見られず。そしてインタビューすべき人も見られず。  後半の五條市のため池はアカミミガメ三昧。ただスッポンはいるというオッチャン情報も。
   平地に降りてくるとアカミミガメだらけ
 
 
にごってるのは何故??